世田谷小走り紀行『和田堀給水所』

2014年7月14日月曜日

世界小走り紀行

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世田谷小走り紀行『和田堀給水所』である 。ここはその昔、吉祥寺から世田谷区に引っ越して来た時に、大遠征の散歩をしたら、たまたまここらにたどり着いて近くの古い代田橋商店街とともに地の果てのように思えたものである。

とくにこの和田堀給水所は戦前からあるような岩作りの重厚な要塞のような建物と広大な土地。いったい何物かと思った。

その和田堀給水所だが、今度建て直すようである。そこで今のうちに周囲を一周して写真を撮って来た。昨年、ついに壊すと言うことで、希望者に見学する日が設けられたのだが、それは行けなかった。

あと毎年、花見の季節にはここを開放して花見をする日と言うのがあるようである。今後はどうなるのか。

それとおもしろいのは水道局の施設だからなのか、消防署がポンプ車の訓練に利用している。そのポンプ車も車ではなくリヤカーみたいな手押しのタイヤだけが付いているもの。いつの時代かと思うような古いもので練習していて風情がある。

入り口の門。どれがメインの門かわからないがたぶんこれだ。


 古い石の建物。軍事施設みたいだが水道施設である。今調べたら竣工1924年だそうである。戦前か。水道は都市の命だから、実質、軍事施設のようなものだったのだろう。


 高い岡の上にある建物なのだが、たぶんこの岡自体が配水池なのだと思うが、ヘリコプターからでも見ないとわからないだろう。


良い感じの階段。


いろいろな物が入っているビル。


 別な門。一周するとわかるが門が何カ所もある。


どう見ても軍事施設の匂いがある。こっそりと政府要人用のシェルターでも隠されていそうだ。都心から遠いからここまでは来ないか。


 重そう。


この中に水が入っているようだ。線路を挟んだ向かいに最新式の給水所がもうひとつある。そちらはガメラなどが喜んで壊すようなおなじみのタンクになっている。


ビルの窓。 施設よりも単にビルの中の古い書類などをながめて見たい。


シャッターがある。


すっかりツタに覆われている。ツタが似合いすぎる。


 関係ないが、道路を挟んだ向かいにある造形作家らしい人の家。造形物があふれていて、さらに近所の100mほどの家にまで、ちょこちょことプレゼントしてるようで進出している。ここも細かく紹介するとおもしろそうだが、個人の家なのでよした方が良さそうである。実際に行って見るべし。

有名人なのか無名な素人かは知らないが(とくに知りたくはないのが)、作品より人生という物を考えさせられるのがおもしろい。


 大きさがわかりにくいが1mくらいの石で出来たなにか。


警報装置である。このワイヤーが振動すると警報装置が鳴るらしい。ゴミの回収車の振動でよく鳴ってるみたいで静かに回収してくださいと紙に書いて張ってあった。


 住民サービス用に公園施設もある。超放置していていい感じだ。


危ない。俺を見張っていたようだ。早く逃げなくては。


 周囲はこんな感じ。走るに良さそうだが、あまり走ってる人はいない。中から銃口が突き出て撃たれるのかも知れない。または水鉄炮か。


 良い建物だが写真を撮りにくい。


 さっきの建物と対になっている裏側の建物。


建て直す。


逆光でよく見えない。


小さな小屋の群れ。近辺から水流の音がするのでバルブでも入っているのか。


 排気口は地下に水道施設があることを物語っている。


やはり、このへんから地下のシェルターに入るとか、中に地球防衛軍の基地があるとか。


ここに住みたい。


こんな感じである。


この階段も良い雰囲気だ。

和田堀給水所(わだぼりきゅうすいじょ、英称 Wadabori Water Station)は、東京都世田谷区大原にある東京都水道局の給水所。
東村山浄水場、境浄水場、三郷浄水場からの送水を世田谷区、渋谷区、目黒区、港区に配水している。年に2回、サクラとツツジが咲く頃に一般公開されている。見られる種類は、オオムラサキツツジ、ベニギリツツジ、ヒラドツツジ、サツキ、クルメツツジなどがある。

事業所名     和田堀給水所
Wadabori Water Station
所在地     東京都世田谷区大原二丁目30番43号
竣工     1934年3月(一号配水池)1924年8月(二号配水池)
配水池容量     60,000m³(2池の有効容量)
配水ポンプ    
用地面積     54,500m²

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Tokyo, Japan
漫画家、自宅録音家。 代表作「怪奇カエル姫」「37564学園」。 2001年、いぬん堂からCD「アントニオ青年のエイリアンセックス体験」発売。 2013年、アメリカのMonofonus Pressからカセットテープ「Attack of the Killer Hamster」発売。

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