不味そう飯料理教室『小アジの唐揚げとの戦いに勝利を収める!』名勝負数え歌。
因縁の対決である。これがどうしてもからっと揚がらない。油の量をけちっているからである。原因が分かってるのに解決しないで、べつな方法でどうにかしようとするという考え方自体が間違っているのではなかろうか。
その長州力と藤波辰巳の名勝負数え歌と彷彿とさせる小アジとの試合だが、今回はついに勝利を収めた。アジがパルケで買って来た奴。半額になってて100円ちょっと。毎回、不毛な因縁の対決を挑むのは、この値段の安さのせいだと思う。100円ならどうにかしなくては、という義務感にかられてしまう。
今回の工夫だが骨に火が通りやすいように、身に切れ目を入れてみた。はらわたもついでにとった。片栗粉を付けて、テフロンフライパンではなく、鍋で揚げてみた。味付けは粉を付ける時に塩胡椒唐辛子をかけてスパイシーにした。
油の量は下の写真くらい。小アジの全体が油に浸かるくらいの分量。これでもうちでは異例の大量である。鍋でやると油がはねなくて良い。それでも飛び散ってるのだが、フライパンでやるよりはずっとましだった。痛くない。火力はけっこうな強火。火がつきそうなので最強ではないが、かなり強め。
鍋をときどきかたむけてよく油に浸かるようにする。それでできあがりだが、ようやく満足できるできになった。頭や骨もからっとあがった。安くてうまい。ポイントとしては
(1)油の量は多い方が良い
(2)火はかなり強火
この二つのようだ。
あと、100均の魚焼きのアミがあることを思い出して油きりにつかってみた。非常に良い。アミをボールにのせて油を切ったが、考えてみれば、網をそのまま皿に乗せて出しても良かったな。
掟破りの逆サソリ。
油の残りはこれくらい。
それとアサリの味噌汁。しぶい。
にほんブログ村←気に入ったら投票してください。