今日のSF『創世記機械』ジェイムス・P・ホーガンである!しつこく、まとめてホーガンを読んでいる。

2015年4月10日金曜日

読書

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今日のSF『創世記機械』ジェイムス・P・ホーガンである!しつこく、まとめてホーガンを読んでいる。この次もホーガンだ。

まとめて読んで来てわかった点が3つある。

(1)こう見えても意外とエンターテイメントである。もっと難解な印象があったが、ちゃんとエンターテイメントとはなにかがわかってる。あんがい、ドラマ作りがうまい。

(2)思想的には左翼でも右翼でもなく中道な感じでちょうど良い。

(3)現代SFの道につながってる作家だが、世代的にはけっこう古いので黄金期の作家の牧歌的なもののしっぽくらいが残っている。

『創世記機械』はその(3)の牧歌的な部分の印象が強く、中盤から後半の問題の解決も、これは現実ではもっといろいろなトラブルが出て来るのではないか、もう少し考えてから決断した方が良いのではないか、という気がしなくもない。もちろん、ひじょうにおもしろい。

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神田森莉。漫画家、自宅音楽家、猫の飼い主。 本:『怪奇カエル姫』『怪奇ミイラ少女』『37564学園』『少女同盟』『本当にあった恐ろしい話』『墓場教室』『カニおんな』 音楽:『アントニオ青年のエイリアン体験』いぬん堂『Attack of the Killer Hamster』Monofonus Press(USA) バンド:Mankos(2003〜)

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