カマスである。
英語で言うとバラクーダ。南の方では巨大化して実はサメより危険だ、という都市伝説があるほどである。そのために『バラクーダ』というゴミ映画まである。ゴミの割に金はかかっているのだが、話が悪くて異常に後味が悪い。
その映画音楽を作ってるのが、元タンジェリンドリームのクラウス・シュルツである。むだに豪華。というより、パニック映画に向いていない。魚が襲ってくる恐ろしいシーンなのに、どうもスペイシーで美しいタンジェリンドリームのような音楽が流れてくる……。
プロデューサーはクラウス・シュルツに高い金を出したのに、できがこれでさぞやがっかりしたことだろう。ベートーベン鈴木(日本全国酒飲み音頭のバラクーダ)でもやとえばよかったのだ。
ベートーベン鈴木。
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