今日のSF、『都市』クリフォード・D・シマックである!

2014年12月5日金曜日

読書

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 今日のSF、『都市』クリフォード・D・シマックである!

懐かしい。これは高校生の時に一気に読んで感動した覚えがある。現在の俺を築いている礎のひとつである。礎などという手書きではぜったい使わない漢字を使ってみた。これを35年後に読んでどうだったか。

これが意外とちゃんとふつうにおもしろかったのである。ハードSFな部分はなくて、もちろん牧歌的は感じがするのだが。感動するのは昔と同じく1万2千年くらいの長〜い時間の流れの重さだ。

高校生の時は先に永遠の時間があったのだが、この歳になってあとたぶん20年くらい?と残りが見えて来た段階で、1万2千年の時間の長さを見せられると何とも言えない感慨がある。長くていいよな。

内容はほとんど忘れていたが、意外と人名をいくつか覚えていた。正確にはロボット名と犬名だが。 1950年代のSF黄金期の名作である。


都市 (ハヤカワ文庫 SF 205) 文庫 – 1976/9
クリフォード D.シマック (著), 林 克己 (翻訳)

機械文明の超高度な発達の結果、やがて人々は宇宙へ、異世界へと旅立っていった。都市はいつしか廃墟となり、いまや地球の支配はかつて人間によって開発され優秀な頭脳を持つに至った犬族へと移っていた。彼らは幻の人類伝説の再構成を試みたのだが・・・。

# 文庫: 367ページ
# 出版社: 早川書房 (1976/09)
# ISBN-10: 4150102058
# ISBN-13: 978-4150102050
# 発売日: 1976/09
# 商品パッケージの寸法: 15.6 x 11 x 1.8 cm

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