ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネルの『神の目の凱歌』である。
ラリー・ニーヴンなので、もちろんそこそこ面白いのだが、今回は忙しかったので、ほとんどジェリー・パーネルに放り投げたせいか、けっこうおざなりなできになっている……という気がしなくもない。
前半の生態系やらドラマを組み立てていく部分はラリー・ニーヴンらしいのだが、後半の宇宙艦隊で戦争始めるあたりは、ちょっと大味なんじゃないかな、と思う。
内容(「BOOK」データベースより)
人類を凌ぐ高度な文明を有する異星種属、モーティー。3017年のファースト・コンタクト以来、人類帝国は彼らの侵入を恐れ、唯一のジャンプ・ポイントの封鎖を続けていた。モーティー船は新手を駆使し、艦隊封鎖の突破を試みている。だが四半世紀を過ぎたころ、無人船らしき“張りぼて”ばかりが現われはじめた。異星人は何を企んでいる?『神の目の小さな塵』に続く傑作宇宙SF。
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