深大寺に行く:蕎麦屋は企業カルテルか

2016年11月16日水曜日

日記

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深大寺の駐車場に数十年は駐車したままだと思われる古い車。いつの時代から止めてあるのだろう。しかも、管理人のいる駐車場である。

これでわかることは、深大寺は土地代が安い。商売っ気がなくても、客が勝手にやってくるので、無理に最適化する必要がない。眠ったような土地だ。などである。

久しぶりに深大寺に行った。近場なので10年に一回くらいは行ってると思う。どの電車の路線からも離れているので、バスしかないので、けっこう行きにくい。今回は京王線で行きは調布からバス。帰りはつつじヶ丘までバスにした。

それにしても、深大寺は年寄りしかこないので夜が早い。店の閉店が早いだけでなく、山の森の中にあるので、暗くなるもの早い。もう真っ暗だな、と思っても開けた場所に出たら、案外、まだ明るかったりする。

時間が止まった眠ったような場所だ。

深大寺は吉祥寺三鷹エリアではいちばんアパート代が安い地域として知られている。2万は安い。風呂付きでいちばん安いのを探すとかならす深大寺が出てくる。どの駅からも遠いので、バスしかないので不便だからだが。しかも、商店街というものが存在しない。蕎麦屋しかない。住宅はけっこうあるのだが、どうやって暮らしているのだろうか。

しかし、そのかわり、誰も手を出さないので、時間が止まったまま、保存されているのだろう。

蕎麦屋やおみやげ物屋の閉店が早い。4時半には閉めて5時にはシャッターを下ろす。これはたぶん、神社の境内の中なので、遅くまでできないという取り決めなのかな。

あと、あきらかに蕎麦屋は企業カルテルをやっている。安い蕎麦屋がない。中世から続いている寺前の店が多いのだろう。談合して最低価格を暗黙の了解で決めて、新規の店を出せないような仕組みが存在していると思われる。

ただ、これは不公平なように思われるが、けっして悪い面ばかりではない。わざわざ深大寺に来て、日高屋や富士そば、スターバックスばっかりだったら、風情も何もない。たぶん、普通に価格競争すると、チェーン店にかなうわけがないのだろう。

でも、二代目(というか10代目くらいか)なんかが、グルメ蕎麦で挑むような店が1軒くらいあってもいいように思う。

深大寺は閉店が早いので、来たらさっさと蕎麦を食って、それから見学をするのがこつだ。よく、これで失敗をして、見終わって蕎麦屋に入ろうとすると、どこも開いていない、という経験がある。


おびんずるさま。


深大寺はいくつも寺があるが、これは深大寺の深大寺。


ただの木も貫禄がある。

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Tokyo, Japan
漫画家、自宅録音家。 代表作「怪奇カエル姫」「37564学園」。 2001年、いぬん堂からCD「アントニオ青年のエイリアンセックス体験」発売。 2013年、アメリカのMonofonus Pressからカセットテープ「Attack of the Killer Hamster」発売。

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