なかなか良い:『地球への追放者』K・H.シェール|今日のSF

2017年9月3日日曜日

読書

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『地球への追放者』K・H.シェールである。これも古いが、前回のラインスターよりはもう一息新しい1964年である。最近は『分厚い方が売れる』というベストセラーの法則が海外ではあるようで、どの本も厚いが、この頃はこういう短くて小気味が良い長編も多かった。とうぜん、値段も安いので、最初の頃は、こういうのをよく読んでいた。

これもなかなか良くて、無駄なく短くおもしろい。コーヒーを飲むと酔っ払うコメディリリーフの宇宙人のおっさんなども出てきて、楽しい娯楽作品になっている。

K・Hは、カール・ヘルベルトらしい。カール・ヘルベルト・シェールか。


*アシュト星人トロントゥルは非合法の科学実験を強行したために、未開発惑星「地球」に追放される。地球で彼のの存在を怪しんだのは、人間でもなく同胞のアシュト星人でもなく・・・地球の核問題も絡めた1964年のドイツSF作品(扉頁あらすじ・解説より)





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Tokyo, Japan
漫画家、自宅録音家。 代表作「怪奇カエル姫」「37564学園」。 2001年、いぬん堂からCD「アントニオ青年のエイリアンセックス体験」発売。 2013年、アメリカのMonofonus Pressからカセットテープ「Attack of the Killer Hamster」発売。

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