小走り紀行。『カンタと刺子 -ベンガル地方と東北地方の針仕事』日本民藝館!

2014年11月2日日曜日

世界小走り紀行

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小走り紀行。『カンタと刺子-ベンガル地方と東北地方の針仕事』日本民藝館!

走って行ったわけではない。日本民藝館に行って来る。前回、前まで行ったが休みで入れなかった。ふたたび行ってみた。さいわい、人間の顔を見てさっと札を『閉館』に裏返すようなことはなかったので無事に入れた。おそらく、油断していたのであろう。

建物が古い民家のようで見事な木造建築である。建物自体が見ごたえがある。 特別展が『カンタと刺子-ベンガル地方と東北地方の針仕事』。

カンタというのはサリーや腰巻きの使い古したやつを5枚くらい重ねて刺繍をして敷布などに再生したもの。だから角があまり90度になっていない。ペイズリーのデザインの原点が出て来る。これは元はなにかの草花と思うが具体的にはなんなのだろう。

『東北地方の針仕事』というのがどう関係あるかというと、こちらは大阪などから使い古しの布が船で東北地方にやって来る。それを重ねて刺繍して半纏だの防寒衣類を作っていたそうで、そのへんが共通してるのだ。

東北地方の衣類は色彩とデザインが関東のものとは違う。江戸とは別な文化圏があったのであろう。アイヌの服と色彩感覚が似ている。昔は東北にまでアイヌが住んでいたそうだから、いろいろ混ざりあっていたのだろう。

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特別展
2014年9月9日(火)-11月24日(月・祝)
カンタと刺子 -ベンガル地方と東北地方の針仕事 

日本民藝館
民衆の生活工芸品を収集し展示している。収蔵品の内容や展覧会案内。
〒153-0041 東京都目黒区駒場4丁目3−33
03-3467-4527
http://www.mingeikan.or.jp/

日本民藝館(にほんみんげいかん)は、東京都目黒区駒場四丁目にある、伝統的工芸品
を主に収蔵展示する美術館。宗教哲学者、美術研究家で民芸運動の主唱者でもあった
柳宗悦(やなぎむねよし)によって創設された。運営は、公益財団法人日本民芸館。

開館時間     10時~17時(最終入館は16時30分まで)
休館日     毎週月曜日(但し祝日の場合は開館し翌日休館)
年末年始、陳列替え等に伴う臨時休館有り
開館日カレンダー
入館料     大人1,100円(900円)、高大生600円(500円)、
小中生200円(150円)※( )は20名以上の団体
※団体見学をご希望の方は必ず事前にご予約ください。
※障がい者とその介護者1名は割引料金500円にて入館できます。手帳をご提示ください。


パンフ。


こんな建物。またもや写真を撮り忘れた。

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Tokyo, Japan
神田森莉。漫画家、自宅音楽家、猫の飼い主。 本:『怪奇カエル姫』『怪奇ミイラ少女』『37564学園』『少女同盟』『本当にあった恐ろしい話』『墓場教室』『カニおんな』 音楽:『アントニオ青年のエイリアン体験』いぬん堂『Attack of the Killer Hamster』Monofonus Press(USA) バンド:Mankos(2003〜)

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