マイナンバーの通知カードが紛失した場合の再発行の方法。世田谷区。
である。これがなかなかカフカ的な状況になったのでおもしろかった。
参考にしたサイトはこのへん
通知カードの再交付について
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/101/111/224/d00145053.html
マイナンバー通知カードが紛失!?手続方法から再発行までの流れ
https://yakunitatta.info/funsitu-2449.html
それにしてもこんなものをなくすとは思えないのだが、なくなったのである。けっこう几帳面な性格なので、大切なものは『大切なもの袋』に保存してしまっておくのだが、そこにもなかった。おそらく、そのうち手続きしようと別なところに置いて、なくなったと思われる。
そうこうしていたら、電書関係の各社から申告に使うのでマイナンバーを教えろとメールが来るようになったので、再発行の仕方を調べてみた。これがなかなか面倒だ。
マイナンバー通知カードが紛失!?手続方法から再発行までの流れ
によると、ほとんどの自治体は最初に警察に行き遺失物届を出すという手順は省略されているそうだが、世田谷区のホームページを見たら、世田谷区はまだのようで『通知カード紛失による再交付申請の場合は、あらかじめ警察へ紛失の届出をしてから再交付申請をして下さい。』と書いてある。
通知カードの再交付について
通知カードの再交付申請のご案内です。
マイナンバー制度施行当初に実施しました通知カードの一斉交付は、平成28年6月30日までで終了しました。7月1日以降は、再交付申請が必要となります。
通知カード紛失による再交付申請の場合は、あらかじめ警察へ紛失の届出をしてから再交付申請をして下さい。
革新区長の保坂のはずなのにぜんぜん進歩的じゃないな、などと思ったが、行けというのだから北沢警察署に行ってきた。
1日目
北坂警察署でマイナンバーの通知カードの遺失物届を出す。この「遺失物届」の「受理番号」が必要なのである。ここでまず第一のカフカ的状況を体験する。
世田谷区のサイトには『通知カード紛失による再交付申請の場合は、あらかじめ警察へ紛失の届出をしてから再交付申請をして下さい。』と書いてあるから来たのに、自宅で紛失した場合は、警察では受け付けられないと言われる。
どうしろというのか。しかし、考えてみれば、部屋の中でなんか物をなくしたというのは警察の守備範囲でない、というのはもっともな話だ。でも、同じ申請をしに来た人はたくさんいるようで、『自宅で紛失』ではなく『自宅近辺で紛失』にしたら受け付けられると言われる。『自宅近辺』というのは便利な言葉だな。なかなか上手に抜け道を考えている。意外と警察は気がきく。
しかしながら、封筒なんか外でなくすことなんかほとんどないんだから、それを警察に申請してこい、という世田谷区のサイトは矛盾したことを書いてるよな、とは思う。
2日目
次は市役所に行く。このへんだと北沢タウンホールの地階でいいようだ。ここで第二のカフカ的状況に突入した。
通知カードの再交付申請書に「遺失物届」の「受理番号」はもう必要ではないと書いてあった。
うわお。昨日の1日はなんだったんだ。つまり世田谷区のサイトのこのページにはウソが書いてあったのである。
通知カードの再交付について
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/101/111/224/d00145053.html
更新日を見ると『更新日:平成28年11月17日』なので、そんなに古い情報ではないのだが。どうも、世田谷区は各部署との連絡網がうまく機能していないらしい。保坂区長は大丈夫か。
しかしまあ、このページ見て、みんな警察署に行って無駄足を踏んでいると思われる。連絡はいってないのかな。
ちなみにマイナンバーの通知カードの再発行代は500円かかる。三週間後に送られてくるそうだ。お役所仕事らしいカフカ的状況に直面したが、緊急な事態ではないので、なかなか面白かった。
食った物。鮭の味噌汁とハヤトウリの浅漬け。
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