APCを導入してPHPを速くする。
やばい。 アダルトサイトだがゴールデンウィークでアクセスが増えてVPSサーバーが落ちた。稼ぎ時でうはうはだと思ってたら、それどころではなくなった。稼ぐどころかゼロである。
VPSだが
FC2VPS
Linux VPS バリュー
HDD:80GB
メモリ:1GB
月額:580円
CPU
Linux Cent OS 6.3
Xeon L5630L相当 x2(リソース保証)
1コア×13%
とかいうコースで、海外サーバーで格安なのでたぶんかなり遅いと思う。FC2VPSでどれくらい大丈夫だろうか、と思っていたが、普段は大丈夫だったがゴールデンウイークに入って落ちたので1日2万PVくらいが限界のようだ。
まずは『サーバーの速さ』とは何か、ということ自体がよくわかってないことに気づいたので考えてみた。
(1)メモリー
(2)CPU
(3)回線の速さ
ネットで調べても初心者的すぎるのか書いてなかったが、たぶんこの3つで速さは決まるのだろうと推測した。サーバーはようするにパソコンと同じなので、メモリーとCPUで左右されると思う。つまり、メモリーを増やせば安定して遅くなるのを防げるが、CPU自体を速くしないと速くならないということだな。
(3)回線の速さ、は海外サーバーなどを使ってると物理的に遠いから遅いだろうし、サーバー会社の契約で速い遅いとかあるんじゃないかな。 うちの場合はメモリーは余裕があるので(2)CPUが遅いのだと思う。
なので、もっと高速なサーバーに変えるというのが一番の解決方だが、VPSサーバーをチューニングして高速にする方法がいつくかあるのでとりあえずやってみることにした。
参考にしたサイトがこのへん。
WordPressを100倍速くする! MySQLの調整やnginx proxy cache | KRAY Inc
http://kray.jp/blog/wordpress-tuning/
PHP(というかWordPress)高速化のためにAPC(Alternatice PHP Cache)入れた | IDEA*IDEA
http://www.ideaxidea.com/archives/2009/01/php_apc.html
いまさらAPCをインストールして、PHPの実行を高速化してみた ::ハブろぐ
https://havelog.ayumusato.com/develop/php/e167-php-apc-install.html
まずはこの3つの対策をしてみた。
(1)DBを最適化するプラグインを導入する
(2)WP Super Cacheを使う
(3)APCを導入してPHPを速くする
DBを最適化するプラグインを導入する、はWordPressにWP-DBManagerを入れた。一般サイトと違って記事が3万件くらいあるのでかなり効果があると思う。
続いてWP Super Cacheを使う。これは定番のプラグインで確かに速くなるらしいが、どうやってもスマホでPCサイトが表示されるというトラブルを解消できなかった。それで外していたのだが、しょうがないので入れ直した。ブログのテンプレートはPC用のままスマホで表示されてもだいじょうぶなやつに変えた。
続いてAPCを導入してPHPを速くする、をやる。なんでしょうか。 さっぱりわからないが、参考サイトに書いてあったのを順番にやってみる。
久しぶりにターミナルを立ち上げてコマンドを打ち込む。まずはsshでVPSサーバーにつなげられるようにするまで、しばらく格闘する。ふだんはセキュリティのためにssh接続自体をできなくしている。
apcのインストールをターミナルでやって、そのあとはphp.iniの編集。
extension=apc.so
という構文を追加するのだが、これはPleskをよく見たらPleskからできるのがわかった。初心者だとターミナルとPleskを両方利用してやるのがいいようだ。
数日後。この対策がうまくいったせいか、回線の都合でなんかうまくいったのかは、さだかではないが、サーバーが落ちることはなくなっている。また、アクセス数だが、落ちてる間に減ったので、まだ通常の半分くらいの数字だ。しばらくするとこれの二倍に戻るはずで、そうなるとどうなるかはわからない。
とりあえず、落ちっぱなしではなくなったが、参考サイトの高速化対策のまだ後半戦が残ってるので、これからやってみようと思う。
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