今日の読書。
エヴァーグレイズに消える
T・J・マクレガー
である。 こういうB級の小説ばかりまとめて読むという苦行をしている。最優秀ペイパーバック賞というのを取ってるのを見てわかる通り、たいへんにエンターテイメントで軽い読み物である。でも、こういうのは気楽でとても好きだ。
アメリカ探偵作家クラブ賞を取っているのでミステリーだと思い、それなりにリアルな話のつもりで読み始めたら、10Pくらいで主人公が透明人間になって消えたのでずっこけた。
ミステリーというよりクーンツなどのライトなホラーやSF系の作品のようだ。あとに残るようなものはないが、ひじょうに面白い。
エヴァーグレイズに消える (ハヤカワ・ミステリ文庫) 文庫 – 2004/3/9
T・J・マグレガー (著), 古賀 弥生 (翻訳)
内容(「BOOK」データベースより)
その村は、おかしかった。まるで人影がなく、映画のセットのように作り物めいているのだ。不安を感じはじめたとき、奇妙な音があたりに…フロリダの大湿地帯にキャンプに来たタウンゼンド一家が迷い込んだのは、大規模な実験場だった。極秘実験に偶然巻きこまれてしまった親子三人に、機密漏洩を恐れる秘密機関の追跡が迫る!ベストセラー作家が新機軸で贈る、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マグレガー,T.J.
1947年ヴェネズエラ生まれ。大学卒業後、スペイン語の教師やトラベル・ライターを経て、作家となる。デビュー作は1985年に発表した『ささやく影』。『闇に抱かれた女』などの「クィン&マクレアリ」シリーズ、『イヴのすべて』などの「女性刑事アリーン」シリーズのほか、単発作品もある。『エヴァーグレイズに消える』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞を受賞した
古賀/弥生
東京女子大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
文庫: 589ページ
出版社: 早川書房 (2004/3/9)
言語: 日本語
ISBN-10: 4151745017
ISBN-13: 978-4151745010
発売日: 2004/3/9
商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 2.4 cm
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