『ガイア』ディヴィッド・ブリン|読んだ本。
もうSFでは大御所の一人だとは思うのだが、ラリー・ニーブンなどにくらべるとどうもB級感がいなめないディヴィッド・ブリンである。でも、今回はいつもの作品とは違った。頭のほうで主人公があれっと思うような超人的な活躍をする。
ブルース・ウィルスのようにダイハードな主人公らしい。これはいつもとはできが違うぞ、と期待して読んだが、すごい活躍したのはそのシーンだけであとは普通の人だった。このへんがディヴィッド・ブリンらしいいまいちなところだな。
でもいつもよりはできはいいと思う。
ガイア―母なる地球 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 1996/2
デイヴィッド ブリン (著), David Brin (原著), 酒井 昭伸 (翻訳)
2038年。若き天才物理学者アレックスはマイクロ・ブラックホールの生成に取り組んでいた。これが完成すれば画期的なエネルギー源となる。ところが思わぬ事故でブラックホールが地中へ落下、このままでは地球は内部から食いつくされてしまう。人口爆発や深刻な環境汚染などの危機的状況に加え、さらなる致命的な壊滅の危機に直面した“母なる地球”を救うべく、アレックスたち科学者チームは絶望的な戦いに乗り出すが。
文庫: 575ページ
出版社: 早川書房 (1996/02)
言語: 日本語
ISBN-10: 4150111316
ISBN-13: 978-4150111311
発売日: 1996/02
商品パッケージの寸法: 16 x 11.6 x 2 cm
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