世界グルメ紀行。
めずらしく牛丼を食べてみる。たぶん30年ぶりくらいだ。なか卯の笹塚店。ファストフード店は行ったことがないので、いろいろ行ってみようという試みのひとつである。
ファストフード店は苦手だが、なか卯はひじょうに入りやすい雰囲気がある。10数年前に西新宿で一回入った。今回はカツ丼のボタンを押しそうになったが、たぶんこういうときはだいたいカツ丼を食べてしまうので前回も食ってるはずだ。なので、牛丼にした。
なか卯はどんぶり屋なのであまりファストフード店ぽくはないと思うのだが、牛丼を食うといきなりファストフードっぽくなる。牛丼の魔力であるといえよう。なか卯に限らないが、今回のファストフード訪問でわかったことがいくつかある。
(1)店内が寒い
これはコートを脱がせるとコートを置く場所を一椅子とりがちなのでそれをふせぐ手段であろう。
(2)客が食べ終わっても、ごちそうさまを言わない
こういう作法のようだ。
(3)やたらと早く出てくる
さすが牛丼である。そういえばファストフードはすぐ出てくるのだ、ということを思い出した。
(4)具が足りなくなる
大盛りにしたのだが途中で上の具がなくなった。そのために最後は紅生姜どんぶりになってしまった。
(5)なにか殺伐としている
これはなんだろうか。ひとつは値段の安さによる客層の違いがあると思う。この文化の違いは興味深いものがある。もうすこし掘り下げて探求してみたいと思う。
感想は以上である。
なか卯 笹塚店 (牛丼 / 笹塚駅、代田橋駅、幡ケ谷駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0





