中華料理屋のカレー。
カレーの系列の傍系に中華料理のカレーというのがあると思うな。ラーメン屋のカレーというやつだ。さらにはソバ屋のカレーというものもあり、これも独特なものだが、それは置いておく。
ラーメン屋のカレーというはあんがい好きで、たぶん業務用の缶詰のカレーがそのまま出てきたりすることもあるのだが、それが子どもの頃食べた出前のカレーの味そのままでいいんだな。
それで中華料理のカレーだ。これはあまり知らないのだが、俺の空想では鍋でことこと煮込むのではなく、中華鍋でまいかい材料を炒めてカレー粉と片栗粉と小麦粉を入れて作る炒め物の一種ではないかと思う。
『世界のグルメ』という本によると中国の一部ではイギリスあたりからカレー粉がつたわり、カレー味の料理もあるという。五香粉のかわりにカレー粉を使ったりするのであんがい近いものはあるのかもしれない。
前置きが長くなったが、千歳烏山の『北京料理 烏山飯店』のカレーライスである。加里飯とか当て字をしていた気がするが忘れた。 『北京料理 烏山飯店』というとぎょうぎょうしいが、古い街角中華とか、そのへんのラーメン屋という感じの店だ。
味は特選してこれはうまい!と叫ぶようなものではないが、俺は好きだ。粉の感じとかが、ちょっとやはり中華っぽいニュアンスがして面白い。 昔のカレーライスとか、家のカレーライスという感じが一番近い。
有限会社烏山飯店 南烏山
(東京都世田谷区南烏山6-5-13)
03-3300-1027
駅:
千歳烏山駅
(東京)
ジャンル:
中華
ちょっと黄色いところが昔のカレーぽい。






