クライブ・カッスラーは読んでいると公言するのがひじょうに恥ずかしい

2015年6月16日火曜日

読書

t f B! P L

読んでるもの。クライブ・カッスラーの『タイタニックを引き揚げろ』である。恥ずかしい。クライブ・カッスラーは読んでいると公言するのがひじょうに恥ずかしい作家の一人だと思う。

村上春樹や村上龍を好きだ、と公言するよりは恥ずかしくはないとは思うが、それでもかなり恥ずかしい。 村上春樹や村上龍と好きだと言うと、中二病でナルシストに見えるので恥ずかしいが、クライブ・カッスラーだと頭が悪そうで恥ずかしい。

たしかに大量生産する大衆小説家なので、ときどき、今回は手抜きだなとか、荒いな、とかは感じるのだが、おもしろいのだからしかたがない。これをいうとみもふたもないが、自分の頭のレベルに合ってるのだろうと思う。

これは初期の出世作だと思うのだが、頭の部分を読んだところでは、あまりできがよくない。

売れたんだから、ここから盛り上がるとは思うのだが、キャラクター造形が成熟しておもしろさが出て来るのは、もっとシリーズのあとなのかもしれない。

にほんブログ村 漫画ブログ ホラー・怪奇漫画へ
にほんブログ村←気に入ったら投票してください。

このブログを検索

ブログランキング

にほんブログ村 猫ブログ MIXキジトラ猫へ
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村 アウトドアブログ ウォーキングへ
にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 世田谷区情報へ
にほんブログ村←クリックしてね

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
Tokyo, Japan
漫画家、自宅録音家。 代表作「怪奇カエル姫」「37564学園」。 2001年、いぬん堂からCD「アントニオ青年のエイリアンセックス体験」発売。 2013年、アメリカのMonofonus Pressからカセットテープ「Attack of the Killer Hamster」発売。

QooQ