今日のゴミ映画。『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』日本映画の歴史のすべてを台無しにしてしまう破壊力

2014年10月17日金曜日

ゴミ映画

t f B! P L

 今日のゴミ映画。『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』

Diagoro vs Goliath
https://www.youtube.com/watch?v=rBN6nzGtXio

まさにゴミとはこの映画のためにあるような言葉である。だいたい、映画と言う物は古くなると味が出て来る。当時の風俗が懐かしく新鮮に見えたりレトロな面白さなど本来はなかった別な見所が出て来たりする物だ。

白黒映画のちりちりした中域しかない音声のなんと落ち着くことか。それなのにこれは古いのに少しも良いところが見いだせない。

出て来るのがクレイジーキャッツの犬塚弘とてんぷくトリオの三波伸介である。どちらも懐かしい。これだけ幼少期にテレビで見たことのある人物が出ているなら動いてるだけでノスタルジーを満足させられるような気がするであろう。

ところがまったくそんなことはないのである。 犬塚弘と三波伸介の最悪の部分しか現れていない。恐るべきギャグのレベルの低さである。日本映画の低予算のお笑い映画ってこんなのつまらなかったのか、という感想しか抱かせない。このような日本映画の歴史のすべてを台無しにしてしまう破壊力はまさに大怪獣と言えよう。セメントで戦わせるとダイゴロウ最強説である。


怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス
監督     飯島敏宏
脚本     千束北夫
製作     円谷一
ナレーター     浦野光
出演者     三波伸介
犬塚弘
音楽     冬木透
主題歌     「ダイゴロウ対ゴリアス」(歌:子門真人、荒川少年少女合唱隊)
製作会社     円谷プロダクション
配給     東宝
公開     1972年12月17日
上映時間     85分
製作国     日本の旗 日本
言語     日本語

東京湾に姿を現した怪獣が自衛隊によって退治され、その怪獣の子供が後に残された。この子供怪獣はダイゴロウと名付けられ、国の管理下で飼育されることになった。

しかしダイゴロウは驚くべき大食漢であり、国税ではエサ代をまかないきれなくなったため、成長抑制剤を投与されそうになる。 それを知った子供たちや気のいい大人たちは立ち上がり、ダイゴロウのエサにもっと予算をつけてくれと要求するものの、役人の鈴木は追加予算を認めようとしない。

そんな時、宇宙から凶暴な怪獣ゴリアスが飛来する。ゴリアスを倒せるのはダイゴロウしかいないと、子供たちはダイゴロウの特訓をはじめる。

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Tokyo, Japan
漫画家、自宅録音家。 代表作「怪奇カエル姫」「37564学園」。 2001年、いぬん堂からCD「アントニオ青年のエイリアンセックス体験」発売。 2013年、アメリカのMonofonus Pressからカセットテープ「Attack of the Killer Hamster」発売。

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