今日の読んだ本。ゲイトウェイ、フレデリック・ポール。記録を残しておかないと読んだ端から忘れて行くのでブログに書いておこう。楽天のリンクを張ろうと思ったら、楽天にないという。
SFの名作のひとつなのだが、名編集者でもあったフレデリック・ポールが構成にこりすぎたのか、実際の事件と、その後のカウンセラーとの対話のシーンが交互に来る作りになっている。
これが本書の魅力の一つでもでもあるのだが、素直にストーリーを時間順に追った方がおもしろくなった気もする。そういうふつうの書き方にあきたらなくなってしまったということだろう。その気持ちはジャンルものを書いてるとよくわかる。
まったく理解できない異星人の文化異物というテーマは魅力的。
ゲイトウエイ (ハヤカワ文庫SF) [文庫]
フレデリック・ポール
金星付近の小惑星で発見された千隻あまりの宇宙船—それは、謎のヒーチー人が残した超光速船だった。この船を使えば、人類の念願の恒星への飛行が可能とな る。だが、操縦方法は皆目わからなかった。目的地も、要する時間も、エネルギーの残存量もわからぬ状態で飛び立つしかない。行手に待つものは死か、それと も、富を約束する未知の惑星か…。かくて、一攫千金を夢見る冒険家たちによって、スター・ラッシュが始まった!SF界の重鎮が、斬新な手法と躍動感あふれ るストーリイ展開とで描き、全米の読者から熱狂的にむかえられた、ヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞作。
もう一回探したらあった。「ゲイトウェイ」じゃなく「ゲイトウエイ」らしい。