『魔術師(イリュージョニスト)』ジェフリー・ディーヴァー:今日の読書

2019年3月16日土曜日

読書

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『魔術師(イリュージョニスト)』ジェフリー・ディーヴァー:今日の読書

読んだ本の感想が溜まったので、どんどん書く。ジェフリー・ディーヴァーをまとめて読んだ。非常におもしろい。しかし、ここまで、<どんでん返し>を連続させなくてもいい気もしてくる。

ジェフリー・ディーヴァーの<どんでん返し>のパターンがひとつ読めた。章の切れ目でやるやつだ。クリフハンガーの進化系だな。前の章で、犯人の罠にはまって今にも殺されそうな被害者が出てくる。次の章、実は捜査班が証拠を調べて先読みして、逆に罠にかけていた……というパターンだ。

これがいつも出てくる。良い手なので、ぜひ、パクリたいと思う。

『魔術師(イリュージョニスト)』に関しては、<なんにでも変装する奇術師>ということで、ちょっとルパンのような昔の大衆小説に、とうとう足を踏み出してしまった感じがある。<なんでもあり>がすぎるのではないか。たしかに、おもしろいんだけど。そういう、あやうさは感じた。

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