素晴らしい政府官僚がいたらどうなるか?『隠蔽捜査』今野敏:今日のミステリー

2018年8月26日日曜日

読書

t f B! P L

『隠蔽捜査』今野敏。こっちはちょっと大衆小説寄りのテイストがある。しかし、出てくる人間たちが素晴らしく『この続きを見てみたい』という罠にかけられてしまう。

内容的には『素晴らしい政府官僚がいたらどうなるか?』という、かなりの飛び道具なもので、その興味だけで一冊最後まで緊張感を持続している。

で、この先、シリーズ化して続いていくのだが、もう官僚じゃなく、所轄の署長に立場が変わっている。本当は一冊で終わるつもりが、できが良すぎたので続けてしまったのではないか。キャラクターが良いのでしばらくは行けると思うが、内実はけっこう苦しいのではないか?


このブログを検索

Translate

リンク

QooQ