『リングワールドふたたび』ラリイ・ニーヴン|今日のSF

2017年12月23日土曜日

読書

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続いて『リングワールドふたたび』ラリイ・ニーヴンである。見ての通り 『リングワールド』の続編である。『リングワールド』の強烈なキャラクターとまた会えるだけで楽しい。

続編はだいたい質が落ちるものだが、これは十分に良い。まだまだいける。このあともスモーク・リングとかいろいろ出ていた気がする。

ラリイ・ニーヴンのプロットの特徴に気づいたが、コンビやグループで行動することが多いのだが、クライマックスの前あたりで、相方に見捨てられたりして一人での行動になることが多い。そこに、けっこうなページ数を使う。そうやって

コンビ→ひとり→再会してクライマックス

と話の流れに変化を付けているのだな。これはなかなかうまい手だ。真似しよう。


リングワールドふたたび (ハヤカワ文庫SF―ノウンスペース・シリーズ) 文庫 – 1988/4/1
ラリイ ニーヴン (著),‎ 小隅 黎 (翻訳)

内容(「BOOK」データベースより)
驚異の人工世界、リングワールド探険の旅から、すでに23年の歳月が流れ、ルイス・ウーは電流中毒となりはてていた。そんなある日、かつて探険をともにしたパペッティア人のネサスが、彼のもとを訪れた。リングワールドの〈建設者〉の秘密をなんとか探りあてたいとのネサスの懇願に、ルイスはふたたびリングワールドを目指して旅立った!だが、巨大な環状世界は破滅寸前だった―中心がずれたため、あと1年半で太陽と接触、すべてが粉々に崩壊するというのだ。ルイスたちは必死でこの危機を防ごうとするが…ファンの熱い要望にこたえてニーヴンが放つ待望の続篇登場。

文庫: 548ページ
出版社: 早川書房 (1988/4/1)
言語: 日本語
ISBN-10: 415010767X
ISBN-13: 978-4150107673
発売日: 1988/4/1




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Tokyo, Japan
漫画家、自宅録音家。 代表作「怪奇カエル姫」「37564学園」。 2001年、いぬん堂からCD「アントニオ青年のエイリアンセックス体験」発売。 2013年、アメリカのMonofonus Pressからカセットテープ「Attack of the Killer Hamster」発売。

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