ラリイ・ニーヴンの『リングワールド』|今日のSF

2017年12月23日土曜日

読書

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ラリイ・ニーヴンの『リングワールド』である。名作中の名作というやつで、もちろん大昔に読んでいるのだが、今になってまた読んでみた。やはり、おもしろい。

どこにおもしろさを感じるかというのは人それぞれだと思うが、キャラクターが良い。 たぶん、作中には直接は書かれていないが、たぶん人間が飼っていた猫が進化したと思われる(よく読むとそれらしきことを匂わせている。違うかもしれん)虎みたいなキャラクターが良い。

SFはいろいろなジャンルを内包しているが、このへんのエンターティメントなもの(と言ってもスペースオペラでもない)が一番好きだ。 『リングワールド』のハード SFだけどエンターティメント、という路線がこの後の現代SFの主流になって行く。この路線はマイケル・クライトンやクーンツの大ベストセラーを生む路線と交差していると思う。


リングワールド (ハヤカワ文庫 SF (616)) 文庫 – 1985/6/1
ラリイ・ニーヴン (著),‎ 小隅 黎 (翻訳)

文庫: 536ページ
    出版社: 早川書房 (1985/6/1)
    言語: 日本語
    ISBN-10: 4150106169
    ISBN-13: 978-4150106164
    発売日: 1985/6/1




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Tokyo, Japan
漫画家、自宅録音家。 代表作「怪奇カエル姫」「37564学園」。 2001年、いぬん堂からCD「アントニオ青年のエイリアンセックス体験」発売。 2013年、アメリカのMonofonus Pressからカセットテープ「Attack of the Killer Hamster」発売。

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