『伝道の書に捧げる薔薇』ロジャー・ゼラズニイである。 (ハヤカワ文庫 SF 215) 文庫 – 1976/11/13。
いくつかまとめてゼラズニイを読んでいるのだが、ゼラズニイとは好みが合わない部分がある。なので、著名な作家のわりに感心していないのだが、これだけは素晴らしく良かった。タイトルになってる中編。さすが代表作、ということろである。
他はとくにどうということのないものあれば、昔のSFはこうだったな、という懐古感のあるものもある。
伝道の書に捧げる薔薇 (ハヤカワ文庫 SF 215) 文庫 – 1976/11/13
ロジャー ゼラズニイ (著), 浅倉 久志 (翻訳), 峯岸 久 (翻訳)
内容紹介
火星の荒涼たる大地に刻み込まれた歴史と伝承――はじめて地球人としてその神秘を垣間見た若き詩人と、美しい舞姫との間に芽生えた、悲しくも美しい愛の詩「伝道の書に捧げる薔薇」、金星の大海原に潜む巨大魚竜イッキーとの死闘を詩的に描き、ネビュラ賞を受賞した「その顔はあまたの扉、その口はあまたの灯」など、アメリカン・ニュー・ウェーブを代表する作家ゼラズニイによる初期の代表作15篇を収録した珠玉の短篇集
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