サラ・パレツキーの『ヴィク・ストーリーズ』である。一九九四年。今回、まとめてサラ・パレツキーの近年の作品を読んでみたが、その中では一番、古いやつである。まだ、江口寿史が表紙絵を描いている。
内容はいろいろな短編がある。悪くはないが、このタイプの人は、長編のほうがいいんじゃないかな。
三人称でのウォーショースキーは吸血鬼並みだった;サラ・パレツキーの『アンサンブル』|今日のミステリー
http://www.kandamori.net/2017/04/blog-post_13.html
こっちで書いていたゆいいつの三人称の作品というのは、『ヴィク・ストーリーズ』の方だった。
内容(「BOOK」データベースより)
わたしに命令できるのは、わたし自身だけよ―空手の達人にして美貌の女探偵V・I・ウォーショースキーは、『サマータイム・ブルース』でデビューして以来、ミステリ・ファンだけでなく、現代の女性たちに勇気と元気を与えつづけている。本書は、窮地に陥った少女を救うために奔走するV・Iの姿を描いた本邦初訳の「ゲームの後に」を含む、V・Iの全短篇を収録。V・Iの新たな魅力が再発見できる必携のアンソロジー。
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