サラ・パレツキーのバーニング・シーズンである。毎度のことなので、やぼは言いたくないが、Burn Marksがバーニング・シーズンという、英語として意味のなさそうな題に変わるのは、いかがなものか。
近年のサラ・パレツキーはむらがなく、どれも良いので、これもふつうにおもしろい。今回は火事がテーマなので、火事についていろいろ勉強したようだ。
内容(「BOOK」データベースより)
父の妹のエレナはアル中で身持ちが悪く、昔から一家の悩みのタネだった。そんな叔母が、不審火で住まいにしていたホテルを焼け出され、わたしのアパートに転がりこんできた。一日でも早く苦手な叔母を追い払うために新しい住居探しを始めたが、一方、叔母の隣人の娘が別なビルの建設現場から死体となって発見された。事件の背景を洗い始めたわたしにも、やがて生命の危機が…。シカゴの女探偵の怒りの行動を描く最新作。
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