現代最高のSF作家グレッグ・イーガンのプランク・ダイヴである。短編集。これがハードで。グレッグ・イーガンのハードSFのハードな部分を集めた作品集といえよう。
どんなのかというと、違う数学の原理で動いてる二つの世界があるのだな。で、学者がなんかの数式を解いてたら、その世界とつながってしまうのだな。それで、どうなるかというと、異なる数学の原理の世界は共存できないので、どっちかが消滅するとわかってしまうのである。と、こんな調子で最後まで行く。ちゃんと理解してないかもしれないが。
まったくなにを考えているのか。なかなか手ごわかった。
内容紹介
地球から遙か遠宇宙のブラックホール〈チャンドラセカール〉ではある驚異的なプロジェクトが遂行されようとしていた。果たして人類は時空の構造を知り得るのか?――ローカス賞受賞の表題作、別の数学体系をもつ並行世界との最終戦争を描く「暗黒整数」、ファースト・コンタクトSFの最高峰「ワンの絨毯」ほか、本邦初訳作品を含む全7篇を収録。現代SF界最高の作家の最先端作品を精選した日本オリジナル短篇集第4弾。
[収録作品]
「クリスタルの夜」
「エキストラ」
「暗黒整数」
「グローリー」
「ワンの絨毯」
「プランク・ダイヴ」
「伝播」
内容(「BOOK」データベースより)
地球から遙か遠宇宙のブラックホール“チャンドラセカール”では、ある驚異的なプロジェクトが遂行されようとしていた。果たして人類は時空の構造を知り得るのか?―ローカス賞受賞の表題作、別の数学体系をもつ並行世界との最終戦争を描く「暗黒整数」、ファースト・コンタクトSFの最高峰「ワンの絨毬」ほか、本邦初訳作品を含む全7篇を収録。現代SF界最高の作家の最先端作品を精選した日本オリジナル短篇集第4弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山岸/真
1962年生、埼玉大学教養学部卒、英米文学翻訳家・研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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