マギの聖骨 ジェームズ・ロリンズ Map of Bonesである。
少し前に読んだ
THE ARK 失われたノアの方舟 (タイラー・ロックの冒険1) ボイド・モリソン
http://www.kandamori.net/2016/04/the-ark-1.html
と同じ竹書房の冒険小説シリーズである。
竹書房の物販コーナーによると
http://www.takeshobo.co.jp/sp/map_of_bones/
『ダヴィンチ・コード』じゃ物足りない人に、と書いてあって、そのへんに売りたいようだが、ダン・ブラウンのような完成度はまったくなくて、どちらかというとクライブ・カッスラーのような、おおざっぱな冒険活劇という内容である。
あまり真剣な顔で読む本ではなく、気楽に楽しんで読むような本である。設定や科学考証、歴史考証などかなりいいかげんな感じで、読んでいてこれは無理なんじゃないか、という箇所が続出する。
とはいえ、あまり細かいことを言わないのなら、読んでいると、なかなかおもしろい。竹書房のこのシリーズはこういう本ばかりのようだ。
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